背伸び

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「ざけんなょ!?あぁ゛!?よぇなぁ!?」 玄関先には、バットに鉄パイプ、刀やもちろん拳銃も。 凶器のオンパレードで佐々女組の男達が暴れていた。 「おまえ等も落ちたもんだなぁ!!あぁ゛?お前等の親分はこねぇのか?」 「来るわけねぇよなぁ?どうせてめぇらと変わんねぇんだろうしなぁ。部屋の隅でガタガタ震えてんじゃねぇの!?」 佐々女組の2人が仲間の子分の髪を掴み上げて、馬鹿にした口調で問い掛けている。 「ほな、試してみましょか?」 そう言って神童は男達の間に顔を出して話しかけた。 「うわ!!なんだお前!?」 「うわって、ヒドい言い方やなぁ。僕悲しいなぁ。」 「まさか、お前みたいな子供がこいつ等の上に立ってるなんて言わねぇよな?」 男達はそう言って笑った。 「そうやなぁ。僕小学生やし、おっちゃん達手加減して…なっ!!」 そう言いながら、神童は男2人に一撃を喰らわせて失神させた。 「ホンマ東京くされが…あんまナメた口聞いたらあかんょ?」
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