背伸び

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「いやぁ~!流石次期組長や~!」 「なんで、お前は戦わないで横で見てんねん。」 創慈はそう言われて、ヘラヘラと笑う。 そう。 僕は秋山組次期組長 秋山神童であり。 茶道家秋山桜子(アキヤマサクラコ)の跡取り 秋山神童なのである。 ちなみに、桜子は僕のオカン。 そして、秋山組"現"組長である。 ありえへんくらい強い。 僕なんてたった一回ウソをついただけでボッコボコにさせられた… あれからオカンの前でのウソはついたことがない。 次は死んでまう… 「そや!そお言えば、組長何やて?」 「ふふふ…」 「きもっ!」 「ねぇさんが帰ってくんねん♪♪♪」 「あっそ。ほな、俺もう休むさかい。」 「おぃ♪創慈!僕の…いや、ねぇさんの話聞いてけよ♪」 「嫌や!!お前のねぇさん話は長いんじゃ!!」 結局、創慈には1時間程度ねぇさんの話を吹きこんでやった。 よっぽど、聞きたかったんやろなぁ♪ 早く来てほしいなぁ~…
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