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………よし、朝飯も出来たし瑠璃を起こしてくるかな。
俺がそんな事を考えていると、丁度良くリビングの扉が開きそこから瑠璃が顔をだした。
「おはよ…お兄ちゃん……」
そう言いながら自分の席に座る瑠璃。
俺も席つくか。
因みに瑠璃の対面だ。
「そんじゃ、いただきます」
俺は早々に食事を始める。
ワンテンポ遅れて瑠璃も
「いただきます…」
と言って朝飯を食べ始めた。
暫く黙々と飯を食べていると、瑠璃が「あ~ん…」と言い出した。
別にいつもの事なので普通にそれを食べる俺。
そしてお返しとばかりに瑠璃にあーんをしてやる。
そんなこんなで気付いたら7時50分。
学校は8時30分までなので余裕をもって行けるな。
「ご馳走様でした、と。
じゃあ、学校行くぞ瑠璃」
そう言って二人で家を出て学校へ向かった。
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