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「あ、はい。私は大丈夫です。
すみませんでした、ぶつかってしまって…。
白いものですか?
別に何も…」
そこで一旦区切り、何かを思い出したかのように、恥ずかしそうに言う。
「もし相田君が見たのが気になってるのでしたら、きっと下着です。
さっきぶつかった時に上に乗ってしまいましたので…」
は?
今何と?
じゃ、何か?
さっきまで俺の顔の上には不知火さんの綺麗なhipが乗っていたと?
そんな事を考えていたら、いきなり瑠璃に、
「早く……しないと……遅刻…するよ……」
と少し怒られ気味に言われてしまった。
何で怒ってんだ?瑠璃のヤツ。
そうして不知火さんも入れて教室に向かう。
因みにみんな同じクラスだ。
何で俺と瑠璃が同じなのかというと、俺が養子だからだ。
何でも、誕生日が早いから俺が兄らしい。
そして、他愛のない話をしているうちに教室に到着。
教室のドアを開ける。
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