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言い忘れていたが、俺が不知火さんを好きになった理由は一目惚れってやつだ。
え?聞いてないって?
ま、そう言わないでくれよ。
因みに今日の放課後に告白する予定だ。
あ、予定って言ってもよくある一人でそう思ってるとかではなく、マジで予定だ。
何でも、不知火さんに告白するには予約が必要らしいから、親衛隊に。
因みに予約したのは1ヶ月前だがな。
不知火さんは誰が告白してくるかは教えてもらってないらしいから、あまり気まずい雰囲気はながれなかった。
そうして俺が席に座ると話しかけてくる奴らがいた。
「おはよう、坊主」
「よっす、龍!」
「おはよう、龍」
上から紹介していくと、俺を坊主呼ばわりさたのは親友の斎藤 雄大【サイトウ ユウダイ】。
頭も良くて、運動も出来る、更には格好良いと三拍子綺麗に揃った良い奴だ。
真ん中のが悪友の佐藤 有弥【サトウ ユウヤ】。
コイツも格好良いのだが馬鹿な事と変態な性格のせいで、彼女なんていたことがない。
最後のが悪友二人目の仙堂 真弓【センドウ マユミ】。
こいつとは一応幼なじみに当たる。
因みに女だ。
こいつも可愛いのだが、暴力的な性格のだめに彼氏が出来ない。
いっそ有弥と真弓が付き合っちゃえばいいのに…。
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