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俺の名前は岡部 龍也。
ごく普通の高校生やってて、学校外では売れっ子アイドルとして充実した仕事をしてる。
まっもちろん学校の連中には言ってねー。
そんな中俺の通う高校に転校生が……
「初めまして
藍川 陸と申します
よろしくお願いします」
声小さ!このことは友達にはなれそうにねーな。
直感だが…
「良くできました」
横に追った先生がいう。ちなみにこの先生はいつも笑顔を絶やさず、優しい先生といわれているが――
「まずは席を決めないと――」
怒ると怖い。真顔になったときの殺気はそこら辺の殺し屋でも負けないだろう。
「そうだな…龍也の隣を空けといたからそこに座ってくださいね」
何だと?つーかなんだあのねばい笑顔は…。この俺に群れてほしいと?
「ぁ…あの~」
「なんだ」
返事はちょいきつめ。だち作りたくはないからな。
「よろしくお願いします!」
意外と強かった…。まさかこの状況で挨拶できるとは…。
「よろしく」
瓶底のめがねに流れるような黒髪。
これが俺がこの学校で初めて口を利いた奴の容姿だ。
その後もダラダラと学校生活が終わり、仕事に入る。
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