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バッターン
デイダラ「旦那ー旦那ー!!」
勢い良く扉が開けば元気良くデイダラがサソリに抱き付いた。
サソリ「...あ?
何だ?デイダラ」
デイダラ「あのさ!あのさ!
オイラ好きな奴!!
好きな奴出来たんだよ、
旦那に報告したくてな!」
嬉しそうに早口で話すデイダラ。
可愛すぎます。
青春真っ盛りなんだよ、多分、デイダラは。
サソリ「ふーん、
今度そいつ連れて来いよ」
デイダラ「...それは遠慮しとくぜ、うん」
デイダラはサソリから離れると自分の座っていた位置に戻って雑誌を見始めた。
飛段「おいおい...
フッツーの雑誌なんか見てどーすんだよ...
ほら、オレのを貸してやるからよ」
ポイッと何処から出して来たのか本を投げつける飛段。
デイダラはそれを受け取るとタイトルを見て固まった。
鬼鮫「どうしたんです?
本がどうかしたんですか?」
鬼鮫が落ちた本を拾おうとしたが
鬼鮫もタイトルを見た瞬間デイダラと同じように固まって本を落とした。
本はリビングの扉の前に虚しく落ちて...
飛段「はぁーあ
これくらいでどうしたんだよ」
次は飛段がそれを拾おうとするが
それは別の人物によって塞がれる。
ガチャ...
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