高1:夏

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高1:夏

    『みなみっ泣かないで!!』   『ん…ごめん。』     アイツの事で泣くなんて 馬鹿みたいだと思った。   ただ、なんだか ものすごく 悲しくなった。   耐えきれなくて…。           ザワザワと騒がしい朝。 あたしは教室の後ろで 誰にも見られないように 片手で顔を隠して 泣いていた。  
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