年上派だけど年下も可

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真弓が俺を引っ張り会場… すなわち体育館へ連れていく   体育館へはもう俺達以外の全員が入場して、校長が長ったらしい話をしていた。   …おかしくね?   「ああ、あんた遅刻してるから。」   ああやっぱりね。   でもなんでそれを真弓は待ってくれたのだろうか?   いや、真弓だからだろう。昔からあいつは優しいからな。   小さい頃は怪我をした生き物を見ればどんなものでも助けてたし。   …熊とかも   「こら!遅いぞ!早く席に着きなさい!」   教師と思われる男性に頭を下げた俺達は申し訳なさそうに席に着く       「…と言う訳で、皆さん、新しい高校生活をenjoyしてください。」   あ、終った。   聞かなくてすんだ。なんかラッキー まあ聞かなくても寝るつもりだったけど   てかenjoyってなんだよ   うん。まぁ…   さて、寝るか   俺はそうしてまぶたを閉じ、夢の世界へ旅立って行っ…
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