日常から非日常へ

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ハァ・・・ハァ あんまり痛くないけど、あと何回かくらったらヤバイかもな こんなことなら、剣にしておけば良かったかな・・・ 俺は目の前にいる奇妙なモンスターを見ながらそう感じた。 四足歩行のモンスターは鼻息を荒くし再度俺に突撃するために、後ろ足に力を込める。 ひどく興奮しているのか、モンスターの開いている口からはよだれが垂れ、フガッフガッと唸っている。 俺の背後にある木はさっきの衝撃によって真っ二つに折れてしまっていた。 --やっぱこんなゲームに手ぇ出さない方がよかったな-- 次の瞬間、俺の体は衝撃を受けまた木に叩きつけられた。
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