183人が本棚に入れています
本棚に追加
しかし僕の考えとは反対に勝手に身体は動き歩き始めていた。
早くバンコクという街を見てみたいという気持ちがそうさせたかのかもしれない…
白人旅行者の後に着いていくような形でバス停まで歩いた。
あらかじめ決めておいた、旅行者には有名な安宿が集まっている‘カオサン通り’に行くためである。
バスに乗り、窓から外を眺めると夜中であるせいか交通量もそれほどでもなく、車もバイクも飛ばしまくっている。
しかし辺りは暗くバンコクの街並みは見えない…
最初のコメントを投稿しよう!