第二章

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------喫茶店 ブルームの復活後最初の任務となるこの日、目的地についたラビ、ブックマン、ブルームの三人は最初から驚かされてばかりだった。 その街はいたって普通の街なのだが……… 全員、顔も格好も一緒なのである。 ラ「なんかもう、気が狂いそうさ。」 どこを歩いても同じ人間が並んでいる。 ブル「流石にここまで一緒だとね……」 コムイから渡された資料には同じ人間が多数存在する、と書いてあるが……多数どころではない。 ブル「ねぇ、あの建物何かな?」 ブルームが指を指しているのは丁度街の中央に建っている大きな塔。周りの建物より遥かに高い。 ラ「あれは、教会らしいさ。さっき聞いた村人がお祈りに行くって言ってた。」 .
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