今日ノ天気ハ雪。私ノ心ハ琥珀色。

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「話すの忘れてたって…?」 悟は言った。 「ああ。土方さんの話によると、ほのかは降ってきたときには意識がなかったらしい」 「なんで土方さんの話によるとなんですか?」 あわわ! 土方さんのとこに降ってきたって… 土方さん、怒っただろうなぁ ほのかは思った。 「ほのかが降ってきたとき、土方さんしか居なかった。というか、夜、寝ようとした土方さんの上にほのかが降ってきたらしいからな」 「…人が降ってくることなんてあるのか?」 高杉が言った。 「さぁな。俺は見てねーから分からねー。でも、土方さんがそんな嘘をつくわけがねーからあるんじゃねーか?」
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