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突然腕を引っ張られたと思って、気が付いたら目の前にジュンス兄の顔があった。
「んー!?」
「ん"ーんーんー!!!(かーえーせー)」
どんどん顔が近付いてくる。
バクバクうるさい心拍数。
何考えてんですかこの人は!!
「んー!!!」
もうあと数センチ。
ど、どうしよう。
僕、このままジュンス兄と…
『じゅんすぅー』
―パキッ
「あーぁ、折れちゃった」
いきなりユチョン兄の声が聞えて、ビックリした反動でポッキーは折れてしまった。
ジュンス兄はさっさと呼ばれた方に走って行った。
そして、未だバクバクしてる心臓を抑えて立ちすくむ僕だけが、誰もいないリビングに残った。
何なんだ本当に…
何であんなにも緊張してたんたろう。
どうして動けなかったんだろう。
何でなかなか治まらないのだろう。
何で…
どうして…
ふ、とさっきのジュンス兄の顔が頭に浮かんだ。
END...?
おまけ→
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