ポッキーゲーム《ギュミン編》

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「兄さーん、ゲームしましょう!」 勢いよくドアを開けると、案の定、兄さんはビックリした(可愛い)顔をこちらに向けていた。 「どうしたのいきなり」 さっきまで弾いていたのか、抱えていたギターを壁に掛ける。 「で、どうしたの?」 何も言わない俺に、また問いてきた。 おぉ、そうだった! 「兄さん、ゲームしましょう!」 入ってきた時と同じ台詞を言い放つ。 ただ、手に持っていたモノを見せながら。
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