最悪な奇跡

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来るな来るなと思っても 来てしまった 今日は新しい家族が挨拶しに来る日だ しかも相手の娘は同い年 どう考えてもありえない事だがそうなってしまった・・・ 「はぁ~~~緊張してきたかも」 そんな事言ってる間に玄関のチャイムが鳴り親父が出迎えに行った 少しして玄関の方から、親父のいらつく声と綺麗な女性の声が聞こえた なんか話してるみたいだできればずっとそのまま話しててほしかった。 だがそんな俺の気持ちと裏腹に親父の俺を呼ぶ声がした 「お~~い哲早く来なさい」 俺はしかたなく重い腰を上げて玄関に向かった 俺が玄関に着いてドアの方を見てみるとさっきの声にぴったりな 綺麗な女性がいた 「初めまして哲君、哲君のお父さんと再婚する事になった渡田美姫(とだ みき)です」 そう言い笑いかけてきた 一瞬不覚にもドキッとしてしまった それにしても綺麗な人だ・・・・・・・・渡田? まさか偶然だよな? 俺が告白してフラれた人と関係があるわけがないよな? ん?でも娘って? そう焦ってるうちに後ろにいたのだろう娘が顔を覗かせた 俺はその娘の顔を見て倒れそうになった ・・・・そんな訳ない、あいつが・・渡田がいるはずないそう思いもう一度よく顔を見てみた。 だけど残念ながら嫌な予想は当たった 俺が告白した相手が渡田が、そこにはいた・・
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