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それから約10分くらいたっただろうか、ついに渡田がやって来た。
「何度見ても可愛いなぁ~渡田は」
渡田は俺と違いモテるし
成績はいつもトップで
運動神経も抜群
それでいて気取らず誰にでも優しくて誰からも好かれてる。
そんな人に告白するんだからそりゃ勇気いるわ
そんな事を考えるうちに
気付けば渡田はもう俺の前に来ていた。
俺は勇気を振り絞り声をかけた
「あのう、渡田さんちょっといい?」
「ん?何川上君」
「今時間大丈夫かな?」
「大丈夫だよ」
よし言うぞ、落ち着け俺
「あの、俺ずっと渡田さんの事好きでした、よかったら付き合ってください。」
よし遂に言えたぞあとは結果だ
頼む・・・
少し時間をおいて渡田の口が開いた。
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