プロローグ

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ドサッ 「がはぁっ!!」 男が飛ばされ地に転がる。 「デイブ!!」 男の相棒が叫ぶ…何かと戦っているようだ。 「くぅ…だ、大丈夫だ。」 デイブと呼ばれた男が立ち上がる。 屈強そうな大男だ、簡単に飛ばされるとは思えない。 「どういう事だ…こんなバグは見たことがない!」 彼等の敵は……言葉で説明出来る形では無い、ヒト型では無いし獣のカタチもしていない正に異形。 その敵に彼等は立ち向かっている。 「どうするジョン、俺達が敵うような相手じゃないぞ!!」 デイブは相棒に質問をする。 「仕方がない、このエリアを隔離してフロイトに応援を頼むしかない。」 ジョンが返答した。 「了解だ、俺が時間を稼ぐ、ジョンはフロイトに連絡してくれ、はぁっ!!」 デイブの姿が消える、そして化物の後ろに現れた。 「おいデイブ!! ちっ仕方がない…こちらランナー・ジョン、フロイト応答してくれ、緊急事態だ!!」 ジョンがヘッドセットのマイクに叫ぶ。 「こちらフロイト、ランナー・ジョンどうかしましたか?」 ヘッドセットにオペレーターの声が響く。 「パトリオットバレッツでジャクター発生…俺達の手には負えない、一旦ここを隔離して応援をよこしてくれ!!」 「了解しました、それではパトリオットバレッツを一時隔離します、直ぐにそこから脱出してください。」 ザザッ
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