0人が本棚に入れています
本棚に追加
ドサッ
「がはぁっ!!」
男が飛ばされ地に転がる。
「デイブ!!」
男の相棒が叫ぶ…何かと戦っているようだ。
「くぅ…だ、大丈夫だ。」
デイブと呼ばれた男が立ち上がる。
屈強そうな大男だ、簡単に飛ばされるとは思えない。
「どういう事だ…こんなバグは見たことがない!」
彼等の敵は……言葉で説明出来る形では無い、ヒト型では無いし獣のカタチもしていない正に異形。
その敵に彼等は立ち向かっている。
「どうするジョン、俺達が敵うような相手じゃないぞ!!」
デイブは相棒に質問をする。
「仕方がない、このエリアを隔離してフロイトに応援を頼むしかない。」
ジョンが返答した。
「了解だ、俺が時間を稼ぐ、ジョンはフロイトに連絡してくれ、はぁっ!!」
デイブの姿が消える、そして化物の後ろに現れた。
「おいデイブ!!
ちっ仕方がない…こちらランナー・ジョン、フロイト応答してくれ、緊急事態だ!!」
ジョンがヘッドセットのマイクに叫ぶ。
「こちらフロイト、ランナー・ジョンどうかしましたか?」
ヘッドセットにオペレーターの声が響く。
「パトリオットバレッツでジャクター発生…俺達の手には負えない、一旦ここを隔離して応援をよこしてくれ!!」
「了解しました、それではパトリオットバレッツを一時隔離します、直ぐにそこから脱出してください。」
ザザッ
最初のコメントを投稿しよう!