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「つまり、あんたはまだまだ子供ってことよ」
いきなり会話に割り込んできたのは、姉さんだった。
「んなしょーもないことに悩む暇があるならさっさと寝なさい。玄関鍵閉めるからね」
「別にしょーもなくはねえ!」
まるで義務のようなツッコミを入れると、ため息を吐いて立ち上がった。
「……戻ろうぜ」
扉に向かって歩きながら、雪に呼びかけると、彼女はコクリと小さく頷いて後ろからついてきた。
途中チラリと振り返るが、今日も地球はただ黙ったままだった。
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