漫研会の忘年会

12月

ナレーション―

そういうと文子はお酒を🍶一気に飲み干した

弥生『文子先生みたいな美人でもそんな目にあったりするんだ…』

鉄雄『文ちゃんみたいな美人にしか分からない痛みもあるのよねぇ…』

文子『トイレ行ったら私の悪口ばっかり聞こえてきたわ…もう毎日最悪よ』

ジョー『あんた短所が無かったもんね～…頭も良いし顔も良いし、親も医者と舞台女優だもんね～』

金次『医者と舞台女優の娘だなんて…文子先生の美貌は母親譲りなのか…』

文子『たまに思うのよね、もし普通の容姿で普通の家柄だったらって、そしたら、女の子達からも嫌われず普通に楽しく学園生活が送れたんじゃないかって…』

弥生『良いなぁ』

文子『えっ？』

弥生『弥生なんて嫉妬されたりしませんから、いつも笑い者にされるか馬鹿にされてばかり…文子先生が嫌われたのは能力が高いからです…一人だけ上を行く文子先生が面白くなかったんですよねぇ…』

文子『弥生ちゃん…』