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パチュリー「私の知ってる陽月はそんなどす黒い力は持っていなかったわ」
そうパチュリーは陽月を治療した時に彼の中の力を感じとったのだった
ベル『俺は陽月だって、信じてくれよ』
パチュリー「信じろと言う方が………」
その言葉の後、彼女が持っている本が光り
パチュリー「無茶よ!」
炎や雷などがベルゼブブに向かって放たれた
咲夜「パチュリー様!援護に参りまし………って陽月!?」
レミリア「パチュ、何を白黒じゃなく陽月を攻撃してるの?」
後数秒でベルゼブブにパチュリーが放った魔法が当たる時に先程の白黒を撃退するためにパチュリーの援護にきた咲夜、そして暇だったので本を借りにきたレミリアが図書館に入って来た
パチュリー「咲夜!レミィ!あなた達も奴に攻撃して!!」
咲夜「えっ!?でも………」
レミリア「咲夜!やるわよ!!」
パチュリーの命令に咲夜は戸惑ったが流石と言うべきか、我が主の命令で我に返りナイフをベルゼブブに向けていた
咲夜「てやぁ!!」
レミリア「『スピア・ザ・グングニル』」
何十のナイフと紅い槍が魔法と共にベルゼブブに向かって行くが彼は避けるそぶりを見せずに右手を振り上げ
ベル『「アラウンド・イーター」!喰らい尽くせ!!』
と叫んだと同時にナイフに紅い槍、魔法や本、本棚そして周りの空間が消えさった
パ・咲・レ「「「え………………」」」
彼女達の目の前には比喩でも何でもない文字通り『何も無い光景』が広がっていた
ベル『ご馳走さん、そして空間と本、本棚のみを「リバース」』
ベルゼブブは左手を真上に向けそう唱えた、するとまず漆黒だった周りが先程までいた図書館の光景に戻った
パチュリー「あなたは本当に何者なの?」
彼女が彼に聞く、すると
ベル『正直に言うとな、俺は陽月の裏人格だ』
意外にもちゃんとした返答だった、これに対しパチュリーは質問を続ける
パチュリー「裏人格?だったら名前も違うわよね?」
ベル『そう言えば自己紹介がまだだったな』
彼はその台詞の次に言う
ベル『俺の名はベルゼブブ』
己の名と
ベル『能力は喰らう程度の能力だ』
力を
ベル『よろしくな』
彼女らは警戒を解かずにそれを聞いていた
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