セーラー服

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二日目。 この日は学校見学や、生徒手帳の書いてある校則の読み上げだけ。 上級生も含め、12時前に学校が終わってしまったこともあって、なんだか初日と雰囲気は変わらない。 まあ、さっそく女子を誘って放課後カラオケに行こうという奴もいるようだ。 まったく、帰宅部共め。 とはいえ、俺は帰宅部になるつもりもないので、部活見学をすることにした。 ひかるも一緒だ。 「ねえ、瀬能君はやっぱりバスケ部に入るつもり?」 「ああ、それと俺のことは『たくみ』でいいよ」 「そうなんだ、ボクと一緒だね。 あ、ボクのことも、『ひかる』でいいよ」 そんなコミュニケーションをとっていると、向こうから上級生が駆け寄ってきた。 「君、体格いいよね!! 野球部に入らないか!?」 「演劇部!! 三年間の青春を演劇の注ごう!!」 「化学部に入ろう!! そして、自家製爆弾で日本に革命を!!」 どおおおおおおん!! 爆音がして、白衣の集団が職員室に呼び出される。 おいおい、なんつー学校だよ…
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