中学時代~卓球部~

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シャッターが開く音がして 空を見上げたときには すっかり太陽が顔を出していた ここでようやくぶちギレ 疲れきった体を引き連れて 家に帰ると母が出迎えてくれた もう終わったのかという問いに『すっぽかされた』と答えた 自分が誘ってすっぽかすなんて ヒドイやつだと言いたげに 母は呆れ顔を作っていた 私はそのまま床に着いた・・・ しばらく死人のように熟睡し お昼ご飯を食べに居間に行くと シャックから電話があったと 母から聞かされた 昼から釣りに行こうとの誘い 虫がよすぎる ふざけんなと思いながらも 私は釣りに出かけた 結局その日は片道20kmも あるところまで自転車で移動 そして3人ともオケラで終了 太陽がこんな高い時に 釣れる訳がないだろう そんなことを思いながら 全く無駄な1日を過ごした
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