防人の唄

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ガイ「ミンハイの匂いじゃなかったの?」 マサ「それは、別腹」 マサが何食わぬ顔で答え、ベビースターラーメンをほおばった。 海野「しかし、ホワイトドラゴンか・・・・・・・厄介だったな・・・・・・よくお前ら前回倒したよな、あんな奴」 ガイ「前回より、断然強くなってるよ・・・・・・・前回もギリギリだったのに」 ガイが悔しそうに呟いた。 海野「とりあえず、Jエンペラー・・・・・・・くじら12号、デマリア・・・・・・まともに当たれるのは、このぐらいか・・・・・」 マサ「竹は、ヒューベリオンの指揮があるからな・・・・・・・・デマリアは難しくね?」 ガイ「いや、デマリアは出るさ・・・・・・・・」 マサ「天才の勘か?」 ガイ「いや・・・・・・・フェバット帝国の仕獣は、誇り高いからな・・・・・・・・無理にでも、でるはずだ」 ガイが自信満々に答える。 マサ「そっか・・・・」 海野「さて・・・・・・・俺そろそろ行くわ・・・・・またな」 マサ「じゃ、俺も」 ガイ「ああ」 みんながまた、自分の作業へ戻った。 (ミラージュ基地会議室) フェロー「・・・・・・・・・・」 一方、ミラージュ基地の会議室では、ある程度の打ち合わせを済ませており、最終段階に取りかかっていた。 ルディ「さて・・・・・・・艦隊戦はいいとして、突入はどうなさる?」 フェロー「地球連合軍からは?」 三平「タケトー大将軍のヒューベリオンに、機動部隊を載せて、突入させるつもりです」 フェロー「確かに、あのドリル戦艦には、向いてるな」 フェロー元帥がそう呟く・・・・ ガルディニ「フェバット帝国艦隊からは、私がミラージュを率いるつもりです」 フェロー「いや・・・・・・・ガルディニ大将は、艦隊戦にこそ必要だ・・・・・・・外せない」 ガルディニ「しかし、竹だけに・・・・・」 フェロー「ルディ元帥、本間和彦元帥とエンターノアを突入させていただくわけには、いかないだろうか?」 フェロー元帥がそう言って、ルディ元帥を見た。
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