防人の唄

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フェロー「図々しい話しな上に、本間和彦元帥が必要な人材なのは、よくわかる・・・・・・・・・しかし、パラレルドライブを積んでいる戦艦は、ヒューベリオンとエンターノアしか無い・・・・・・・・・」 三平「エンターノアには、ゲルダートキャノンがありますし・・・・・・・・中に入れば、敵には驚異的ですね」 木村「しかし、ゲルダートキャノンは、牽制として使うべき出はないかと、私は考えるが」 木村中将が口を挟み、みんなを見る。 立花「確かに・・・・・・・杉野君・・・・・いや、タケトー大将軍、ゲルダートキャノンは、量産出来ないのかい?」 竹「おそらく、意味無いッスよ・・・・・・・・・リバイタル基地は、フェバット帝国の大繁栄時代からある基地、バリアやそれに類するものが、あるに違い無いと考えますので」 加藤「ふむ・・・・・・・考えられない、話しではないか・・・・・」 ルディ「わかりました、作戦が突入段階になりましたら、本間和彦元帥も突入させましょう」 三平「しかし・・・・・・・そうすれば本陣が手薄では・・・・」 フェロー「物足りないかもしれないが・・・・・・・うちのタルムゥ大将を補佐に回そう」 ルディ「タルムゥ大将が来てくれるなら、穴も埋められましょう感謝します」 フェロー「地球連合軍の精兵を求めたのは、私だからな・・・・・・・・感謝するのは、こっちだ」 フェロー元帥が、立ち上がってルディ元帥に頭を下げた。 竹「しかし・・・・・・・・問題は、敵の指揮官だな・・・・・・柿崎大将、後川大将、ロンバーロン元帥、ドナムーニ大佐・・・・・・・名前が分かっているのは、このぐらいだが・・・・・」 三平「竹、お前の作った監視衛星から、何か情報は無いのか?」 竹「元々破棄した奴だからなぁ・・・・・・・あれから、音沙汰ないと言う事は、バッテリー切れだろうな」 加藤「まぁ、フェバット帝国との和平の際に、破棄を決定したものだから、仕方ないか」 加藤中将が溜め息混じりに、腕を組んだ。 立花「後川大将と柿崎大将が、相手とは・・・・・・・手ごわいなぁ」 ガルディニ「さらに、ロンバーロン元帥もいるしな」
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