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フェロー元帥がそう答える。
ガルディニ「まさか、私が地球連合軍の指揮系統に入るとは・・・・・・・・まぁ、今まで竹やガイを借りてたのを返すと思って、頑張らせていただきますか」
ガルディニ大将が、そう言って笑う。
ルディ「さて、次は・・・・・・」
ルディ元帥が竹に、目線を移した。
竹「コホン」
竹が立ち上がる。
竹「オペレーションアルテミス、地球連合軍艦隊、総参謀長のタケトー・グランディス大将軍の私から・・・・・」
竹が形式に乗っ取り、まずは簡単に自己紹介をすませ、モニターを操作した。
竹「皆さんご存知の通り、ミラージュ基地はフェバット帝国の大繁栄時代に建設された基地にございます・・・・・・・・・・・ミラージュ基地に残されてたデータから、リバイタル基地の情報を分析して、簡単に情報を説明します」
モニターに、リバイタル基地のある第27番惑星が映し出された。
ルディ「・・・変わった惑星だな」
ルディ元帥が呟いた。
そう、リバイタル基地のある第27番惑星は、地表の下、地殻のさらに下に巨大な空洞があり、天然の要塞惑星となっているのだ。
フェロー「厄介だな・・・・・・・・地殻を打ち破れる手段が、無い以上・・・・・・・・中に直接乗り込むしかないな」
ガルディニ「そのために、ヒューベリオンはドリルがついていたのか・・・・・」
三平「ただの趣味かと思えば・・・・・・・・・きちんと先を読んでいやがったか」
三平が珍しく感心して、竹を見た。
竹「当たり前だろ?・・・・・・・・お前の右腕なんだから」
竹が自信満々に、笑いながら三平に答えた。
三平「・・・・・」
竹「このリバイタル基地は、地殻の中・・・・・・地下空洞にあり・・・・・・・・空洞内は、なかなかの広さを誇ってます」
ルディ「ふむ・・・・・・・・第三艦隊が、まるまる入っても大丈夫そうだ」
フェロー「しかし、そうすれば地球連合軍艦隊が、手薄になる・・・・・」
ルディ「あくまでも、指揮系統を分けたと言え・・・・・・・・・決定権は、現場にあるゆえ・・・・・・・・突入後は、指揮系統をまとめ、両軍で連合軍として行動することも可能です」
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