防人の唄

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会議室がざわめく・・・・・ 実際、名前は聞いた事があるが、その実力は資料がなくなってしまっている現代に置いて、未知数の話しなのだ。 フェロー「とりあえず・・・・・・タケトー大将軍」 竹「あ、竹で構わないですよ・・・・・・・大将軍なんて言われたら、落ち着かない」 フェロー「そうだったな竹・・・・・・んで、ガイのJエンペラーは、黄竜に勝てると思うかね?」 竹「難しいでしょうね・・・・・・」 竹が若干困りながら、フェロー元帥に答える。 竹「とりあえず、1対1ならばガイの技量と、ピニスの神がかったシステム変更で、負けないと思いますが・・・・・・・・・・ホワイトドラゴンのように、一体で複数になるようなタイプなら、周りがどれだけフォローできるかに、かかってきます」 ガルディニ「・・・・とりあえず、うちの仕獣には、王獣種すらいない・・・・・・フェバット帝国には、太刀打ちできる力は無い」 ルディ「機動兵力はなんとか、地球連合軍でカバーします」 フェロー「ああ、変わりと言うわけじゃないが・・・・・・艦隊のカバーは、全力で約束しよう」 竹「とりあえず、内部の艦隊戦は、三平頼むぞ」 三平「ああ」 三平がもはや、竹の呼び方を注意する気力もなく、とりあえず頷いた。 竹「とりあえず、私からは以上・・・・・・・後は・・・・」 ルディ「私からは、何もない」 フェロー「私もだ・・・・・」 両総大将が、意義も意見も無い様子で、竹に答えた。 フェロー「では、用意が出来ましたら、第25惑星基地へ向かうとしましょう」 こうして、オペレーションアルテミスの作戦会議は終了した。 (格納庫) 一方格納庫では、章の機体十二式カスタムに、トラブルが発生していた。 御神「まいったね・・・・・・・完璧システムが、章に遅れを取っちゃってるね」 御神主任が、汗を拭いながら、そう言った。 章「うー・・・」 ピニス「今組み換えてみます」 システムの専門家であるピニスが、御神と変わり、作業をはじめる。 御神「てかピニス大丈夫か?具合悪けりゃ無理するんじゃないよ?」 ピニス「ご心配なく、作業に支障ありませんから」
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