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竹が不思議そうに、三平に尋ねた。
コーヒー大好き、三平が缶コーヒーを飲むイメージが、あまり無い為、竹が違和感を感じたのだ。
三平「いや・・・・・頼めばさ、入れてくれるけどよ・・・・・・ぶっちゃけ、神那ぐらいの腕は期待出来ないし・・・・・・何より」
竹「あいつに煎れてもらったのは、飲みたくない」
三平「そういうこと」
竹と三平が、那須屋にかなり失礼なことをほざいた。
竹「なんか、コーヒーが茄子汁に見えて来そうだからな!」
三平「お前ヒデーヒデー」
竹「世界の?」
三平「それは中田英寿な・・・・・お前は、極悪非道ってのでヒデー」
竹「あ、ヒデー」
三平「あのさ、今回は早めに本題に入ってくんね?」
三平が溜め息混じりに、座り込んだ。
竹「まぁぶっちゃけ、俺も本題に入りたくないって言うか・・・・・・・・問題が問題だけにさ・・・・・・」
竹が溜め息混じりで、いよいよ本題に入る。
竹「次の作戦、オペレーションアルテミスには、ピニスが参加出来ない」
三平「はぁ・・・・・マジかぁ」
竹「ああ、マジカルだ」
三平「はぁ」
あまりにショックがデカく、三平が竹のボケをスルーする。
竹「・・・・・・・・・・・」
三平「ぶっちゃけ、ガイの機体から、システム操作がなくなったら、どうなの?」
竹「とりあえず、前回ピニスがいなくなった時だが・・・・・・・・やはり、ロンバーロン元帥のホワイトドラゴンクラスの相手には、苦戦が否め無いな」
三平「・・・・・・・・・」
竹が溜め息混じりに答え、三平が頭を抱えた。
三平「なんとかして、ピニスに乗ってもらえないかな・・・・・・」
竹「無理だな・・・・・・妊婦を無理やり連れ出すなんざ、世論が許すまい・・・・・・それに、新しい命を守るのも、軍人の勤めだ」
竹が珍しく、真面目な口調で三平に答えた。
三平「わぁってるよ・・・・・・・しかし、ピニスが乗らなかったから、敗北したり・・・・・・ガイにもしも・・・・・・」
竹「それだけは、絶対にダメだ・・・・・・・何としても、ガイは生きて帰らせる」
三平「だな・・・・しかし、何も今時期に作らなくてもなぁ・・・」
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