70人が本棚に入れています
本棚に追加
竹「しかし、あれはイライラするぜ・・・・・・・口に含んだ瞬間、ドロリとしててめちゃくちゃ甘いんだ」
三平「お前はまだいい、こっちは超砂糖水だからな」
二人が溜め息混じりに、那須屋のチョイスのひどさを嘆く・・・・・
竹「とりあえず、対策として・・・・・・ガイの判断で、システムをおおざっぱに、切り替えられるようにした」
三平「・・・・しかし、今までのようには・・・・・」
竹「イメージは、マニュアルとオートマの違いかな?」
三平「・・・・なら問題無くないか?」
竹「大ありだ・・・・・・・・ガイの天才的な技量や、才能を生かしきれないんだよ」
竹が溜め息混じりに、三平にそう説明する。
三平「ちなみに・・・・・・・ガイは、もう知ってるのか?」
竹「ああ」
三平「・・・・・・」
三平が無言なまま、ペットボトルを手に取った。
竹「あ、それ砂糖水」
三平「あぶね!」
三平が慌てて、砂糖水のペットボトルを置いた。
竹「なぁ・・・・・コーヒー煎れてやろうか?」
三平「いい、俺がやる・・・・・・・お前にやらせたら、とんでもないものを飲まされそうだからな」
三平が立ち上がり、そばにある神那が持ち込んだポットに電源を入れる。
竹「俺ダージリンに、ブランデー少し」
三平「ぬるま湯にするぞ」
竹「・・・」
竹が溜め息混じりに、頭をかいた。
三平「しかし・・・・・・お前の所は、大丈夫なのか?」
竹「何が?」
三平「沖田さんが、帰っただろ?・・・・・・いろいろ不便じゃないか?」
三平が心配そうに、竹に状況を聞く・・・・・
竹「いや・・・・J1シリーズは、完成してるしな・・・・・・・俺がバカみたいに、働かないといけない状況じゃないから、まぁ大丈夫だ」
三平「ふーん・・・・・・意外に素っ気ないんだな?」
竹「まぁな・・・・・・・今の俺には、ドナムーニ大佐、リュウト皇帝、後川大将、柿崎大将を倒すことしか、考えられないからな」
三平「・・・・・」
三平がゆっくり、コーヒーを竹に出す。
竹「サンキュー・・・・・・しかし、お前コーヒー好きの割に、コーヒーの入れ方は微妙なんだな」
最初のコメントを投稿しよう!