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カレラ「ああ、第8惑星に隕石が落下したとの報告から、通信が途絶えたみたいだ」
カレラが章に状況を説明した。
章「途絶えるなんて・・・・・・・・・・・直接隕石が命中したんですかね?」
隼人「可能性は0じゃないが、確率は低いな・・・・・・・・・・・さらに、第9惑星に通信が通じないのも気にかかる・・・・・・・・・・・・単なる自然現象による、電波の問題だといいが」
隼人主任が表情を曇らせながら、そう言うとみんなが頷いた。
マサ「もしかしたら、この恒星系は、隕石が多いのかもしれないし・・・・・・・・・・・・・一応、俺達も対策を立てた方がよくないか?」
ミンハイ「この惑星の地形をみたけど、隕石の落下が多い地形には見えないわね?」
隼人「たしかにそうだが、現に第8惑星は隕石が落下した直後に通信が切れている・・・・・・・・・・・・我々も念の為に、対策するのが賢明だろう」
隼人主任が的確な判断をする。
章「じゃあ、合金プレートで屋根を補強して来ます」
隼人「ああ、任せた」
章が外に出て、八式カスタムで細かい作業を始めた。
隼人「・・・・・・・・・なぁ、ミンハイ、カレラ・・・・・・・ただの隕石と思うか?」
ミンハイ「天文学は、あなたの分野だし・・・・・・・・・・・・・私には、判断しかねるわね」
カレラ「第一、第8惑星と第9惑星の状況が把握できていないんだ・・・・・・・・・・・・結論は急がない方がいい」
カレラとミンハイがそう隼人に答えた。
隼人「そっか・・・・・・だな、とりあえず明日になっても連絡がないようなら、一番近いフェバットの助けを借りた方がいいかもな」
隼人が最悪の事態を視野に入れて、対応を伝えた。
翌朝2010年10月13日、章のいる村場エンターテインメントの研究チームはおろか、どの研究チームにも第9惑星と第8惑星からの通信はおろ連絡がなかった。
隼人主任は、すぐさま異常事態と考えてライバルチームである他の研究チームに連絡を取り合って、情報収集に務めていた。
マサ達もまた、地場の影響を考えて、アンテナの位置をずらしたりなどして、第8惑星と第9惑星の連絡をなんとかして取ろうとビットを駆使して、作業をしていた。
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