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翌日17日・・・・・・・・ついに、マサ達は見事戦艦の修復を終えた。
マサ「ふぅ」
ミンハイ「やったわ!」
ミンハイがマサに飛びつき、その様子を若干睨みながら隼人が見つめていた。
隼人「とりあえず、機材をこの中に移すから、カレラ・・・・・・あとマサ、ビットで手伝ってくれ」
マサ「はいよ」
章「あ、俺も」
隼人「お前は機材を落としそうだからいい、なんなら艦内チェックでもしていてくれ」
隼人が相変わらずトゲのある言い方で、章にそう言い放った。
章「はぁ・・・・・・・・」
章が仕方なしに、言われた通りに艦内チェックに回った。
1日おきに各惑星からの連絡は途絶えていた。
つまり、考えると今日に、何かが起きるのと推測され、章とマサは常に臨戦態勢で、機体に待機していた。
章「隼人主任、レーダーに反応はありませんか?」
隼人「ない」
みんなが緊張しながら、自分の持ち場を離れない。
通り越し苦労に終わってくれれば、どれほど楽だろう・・・・・・・いっそのこと、第9惑星の異常のあたりから夢であって欲しがった。
カレラ「フェバットからの救援は、間に合うだろうか」
隼人「昨日救援要請をしたばかりだ・・・・・・・・早く到着したとしても、せいぜい明日だな」
隼人主任がそう答えると、カレラが溜め息をついた。
カレラ「そうか・・・・・・・・・やはり、時間には逆らえないか」
隼人「だが、こっちに馬力はないが、戦艦がある以上、まだ持ちこたえやすくなったはずだ・・・・・・・・とにかく、救援が来るまで耐えないといけない」
カレラ「ああ」
隼人「じゃあ、俺達の私物を運ぶから、またな」
カレラ「わかった」
隼人主任が今度は、私物をまとめに向かった。
(ブリッジ兼研究室)
残骸だった戦艦は、見事に蘇り今やブリッジは、見事な研究室になっていた。
隼人「それにしても、よくここまで修復したな?」
マサ「どうせ無くなるし、居住施設をばらして使わせてもらったからな」
カレラ「よく、あの短期間にやったな?」
マサ「ビット80あれば、軽い軽い」
マサが笑いながら答えた。
章「マサ・・・・テンション高いね?何かいい事があったのか?」
章がマサの様子に気がついた。
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