外敵

14/18
前へ
/1182ページ
次へ
カレラ「この戦艦が浮遊できるまでに、直しただけでもマジで異業だよな」 カレラがそう言って、笑いながら隼人を見た。 隼人「確かにな・・・・・・・それに動力源の生きていた戦艦の残骸があった時点で、俺達はかなりついている」 隼人主任もカレラに同意した。 ピピピーっ! 隼人「!?」 ブリッジ内部に積み込んだ機材が、何かの接近を感知してブザーをならした。 カレラ「ついに隕石がきたか!!・・・・・・・第2惑星に通信を送っておくぞ!!」 隼人「頼む!!」 隼人主任がすぐさま、隕石を確認するために、探知機を作動させた。 ミンハイ「ついに来たの!?」 隼人「ミンハイ丁度いい所に!マサと小野田に、スタンバイ要請!」 ミンハイ「わかった!」 ブリッジ兼研究室が、慌ただしくなる。 ズゥゥゥン!!という落下音をたてながら、隕石が地表に落下した。 隼人「・・・・・・・・・・」 カレラ「・・・・・・・・計器類が狂いだしたな」 隼人「これでうちも通信はできないか」 隼人主任がそう言う。 ミンハイ「・・・・・隕石を調べた方が良さそうでは?」 隼人「そうだな・・・・・・・・・・・・・隕石は、宇宙だし俺の分野が近い、俺が行くことにしよう」 隼人主任がそう言って、白衣を脱いで動きやすい上着を取る。 カレラ「主任が行って大丈夫か?何かあった時の対応は・・・・・・・」 隼人「マサとビットを残していき、マサに主任代行を任せる・・・・・・・・・・・・こういう以上事態は、マサの冷静さが一番適任だからな」 カレラ「わかった、章を護衛に連れて行くがいい」 隼人「勿論だ、小野田に八式カスタムの起動を要請」 隼人がブリッジを後にした。 (隕石落下地点) 隼人と章、そして数人のスタッフが、同行して、隕石が落下した地点の調査に来ていた。 ただの隕石ならば、全て自然現象で片付けられ、みんなが安心できる・・・・・・・隼人が隕石を探した。 章も、八式カスタムから降りて、隕石を探す。 章「隼人主任、ありました!」 隼人「!」 隼人が駆け寄る。 スタッフ「・・・・・・・・ただの隕石?」 隼人「いや、かなりのでかさだ・・・・・・・・・・・・・・・」
/1182ページ

最初のコメントを投稿しよう!

70人が本棚に入れています
本棚に追加