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カレラ「この戦艦が浮遊できるまでに、直しただけでもマジで異業だよな」
カレラがそう言って、笑いながら隼人を見た。
隼人「確かにな・・・・・・・それに動力源の生きていた戦艦の残骸があった時点で、俺達はかなりついている」
隼人主任もカレラに同意した。
ピピピーっ!
隼人「!?」
ブリッジ内部に積み込んだ機材が、何かの接近を感知してブザーをならした。
カレラ「ついに隕石がきたか!!・・・・・・・第2惑星に通信を送っておくぞ!!」
隼人「頼む!!」
隼人主任がすぐさま、隕石を確認するために、探知機を作動させた。
ミンハイ「ついに来たの!?」
隼人「ミンハイ丁度いい所に!マサと小野田に、スタンバイ要請!」
ミンハイ「わかった!」
ブリッジ兼研究室が、慌ただしくなる。
ズゥゥゥン!!という落下音をたてながら、隕石が地表に落下した。
隼人「・・・・・・・・・・」
カレラ「・・・・・・・・計器類が狂いだしたな」
隼人「これでうちも通信はできないか」
隼人主任がそう言う。
ミンハイ「・・・・・隕石を調べた方が良さそうでは?」
隼人「そうだな・・・・・・・・・・・・・隕石は、宇宙だし俺の分野が近い、俺が行くことにしよう」
隼人主任がそう言って、白衣を脱いで動きやすい上着を取る。
カレラ「主任が行って大丈夫か?何かあった時の対応は・・・・・・・」
隼人「マサとビットを残していき、マサに主任代行を任せる・・・・・・・・・・・・こういう以上事態は、マサの冷静さが一番適任だからな」
カレラ「わかった、章を護衛に連れて行くがいい」
隼人「勿論だ、小野田に八式カスタムの起動を要請」
隼人がブリッジを後にした。
(隕石落下地点)
隼人と章、そして数人のスタッフが、同行して、隕石が落下した地点の調査に来ていた。
ただの隕石ならば、全て自然現象で片付けられ、みんなが安心できる・・・・・・・隼人が隕石を探した。
章も、八式カスタムから降りて、隕石を探す。
章「隼人主任、ありました!」
隼人「!」
隼人が駆け寄る。
スタッフ「・・・・・・・・ただの隕石?」
隼人「いや、かなりのでかさだ・・・・・・・・・・・・・・・」
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