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竹「・・・・とりあえず、あのハンドガンをこっちに向かって撃ってきているバカ共はどうする?」
章「へ?」
章が下を見ると、隼人以下数名のスタッフが、零式カスタムに猛烈なハンドガンの嵐を浴びせて、ダメージにならないとしるや零式カスタムに噛みついていた。
章「・・・・・・・・・・・竹、撤退!」
竹「ああ」
章が竹とすぐさま撤退を始めた。
章「竹、よく間に合ったね?てっきりフェバットが来るとばかり・・・・」
竹「演習航海だったからな、最短にいた連合軍がうちだっただけさ」
竹が章に答えた。
やく、二年ぶりとなる再開に、二人のテンションは高かった。
章「あれ?・・・・・・・・じゃあ、エンタープライズが来たの!」
竹「その通り」
章がみんなの場所まで案内すると、すでにエンタープライズが研究チームの保護に当たっていた。
(エンタープライズ)
エンタープライズのブリッジには、章、マサ、カレラ、ミンハイが通されて事情を説明していた。
三平「だいたいわかった・・・・・・・・・・副官」
三平がそう言って、神那にみんなの部屋の手配を頼んだ。
マサ「久しぶりだなぁ・・・・ここも」
ミンハイ「そういえば、マサはこの戦艦に乗って戦ったんだもんね」
マサ「ああ」
あの変人であったマサに、美人な彼女が出来ていた事が、三平と竹をはじめとする元屯田兵の面々を驚愕させていた。
竹「章・・・・・・・・・あいつに何があったの?」
章「おいおい説明するよ・・・・・・・・・」
章がやつれた表情で答えた。
三平「とりあえず、みんな疲れているだろうし、ゆっくり休んでくれ・・・・・・・・・副官、部屋へ案内してやってくれ」
神那「はい閣下」
神那がみんなを案内して、部屋へ連れて行った。
三平「ふぅ・・・・・・・・さて」
竹「わかってる・・・・・・・この惑星ではだが、隕石の中に卵があり、それを守るためにドラゴンがいた」
竹が見た事を説明する。
竹「ドラゴンは断末魔をあげずに死んだ事から、あのドラゴンは操られていたと推測できる」
三平「なぜだ?」
竹「生命体で、自身に生命がある限り、悲鳴や断末魔は絶対にあげるものだろ?」
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