外敵

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三平「ふむ・・・・・・・」 竹「あのドラゴン、血の通ってる感じもしなかったし、所々変色していたしな・・・・・・・・・・・・・」 三平「まさか、バイオハザードみたいに、ゾンビが相手とか言うんじゃないだろうな!?」 ホラーが苦手という以外に、チキンな一面をもつ三平がそう言って、あきらかに嫌な顔をして竹を見た。 竹「うーん・・・・・・・・・・・ハッキリした確証がないから、まだなんとも言えないが、可能性はあるな」 三平「うぁ」 竹「もしかしたら、あの卵に詰まっていた液体は、体を欲しているのかもしれない・・・・・・・・・・・死体にすら宿るかもしれないな」 竹がそう言うと、三平がため息をはいた。 三平「よく、一回みただけでそんなに把握したな・・・・・・・・お前を行かせて正解だった」 三平がそう言うと、竹が笑いながら答えた。 三平「とりあえず、第三艦隊が手分けして他の惑星を見て回っているし・・・・・・・・・・・・・・・連絡が来るまで、しばらく待機だな」 竹「あ、待機ついでに・・・・・・・・・・・章の主任と以下数名のスタッフが、取り憑かれたらしい」 三平「・・・・・・・・・」 三平がまたため息混じりに、あたまを抱えた。 三平「どうする?」 竹「見捨てる訳にも行かないしな・・・・・・・・・・・・・・とりあえず、明日もう一度行ってみて、いろいろ試してみるよ」 竹が答えた。 2010年10月19日、ついに伝説の艦、エンタープライズがティアマト星に到着し、章達のプロジェクトチームは助けられたのだった。 これはまだ始まりに過ぎなかった・・・。
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