青写真～漆黒の空からの呪い～

空からの贈り物

ここは１９世紀ヨーロッパのイタリア。人の間ではもう科学的思考が固定観念となっていた。

そんな時、ヴィング街のある高校に、直径１メートルの隕石が落ちた。

幸い、夜間の校庭に落ちたため怪我人は出なかった。

そしてその日の次の日には、学校中が隕石の話で盛り上がったのは言うまでもなく、大いに学校を賑わせた。

『おーい！シャンク！』

『なんだよ？大声だしてさ。』

茶色の髪をした少年が教室の扉を勢い良く開けて、後ろの窓側の席に座っている、シャンクという名の少年に声をかけた。

『お前、良くこんな一大事に慌ててないよな。ほんっと呆れるぜ。』

シャンクが座っている前の席に座りながら言った。