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ここは19世紀ヨーロッパのある都市の路地。時間は月が出てる夜。
そこに、ある少年が居た。
見た目からいって170くらいの背丈で歳は15くらいなのだが、なぜかそいつは黒いフードを深く被り、闇に身を任せるように歩いていた。
『ふぅ~...今日も稼いだっと。』
特に疲れた様子もなく、少年は手に何枚かの札束を掴みながら、そう呟いた、。
『み~つけた!!』
暗く、先ほど雨が降ったのか少し湿っている路地に透き通おるような女の声が響いた。
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