始まりはここで

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直ぐに教授はタクシーを飛ばしてたくさんの本を持ってやって来た 困った顔の栄子ちゃんとボックスを借りて二人で話し始めた ママさん「あの子酒乱なのかしらね? 時々お客様にも急に食ってかかるのよ」 私「多分、何かあるんだとは思います 元通りのあの子になりますよ」 ママさん「そうだと良いね 普段はとても良い子だから あっ!グラスのお詫びだからこのボトル飲んで」 紫苑「ありがとうございます でも悪いから」 ママさん「ごめんね。でも気にしないで飲んで これは実は封は開いて無いけど来ないお客様のボトルなのよ こんなので悪いけど」 紫苑「じゃ遠慮なく頂きます ?マスターどうしたの? 全然、飲まないし」 マスター「いやぁ参ったなと思って 結局また二人を巻き込んじゃって」 私「巻き込まれた感ないよ(笑) マスターこれって縁なんだと思うよ だって今日たまたまマスターの店に飲みに行き たまたまマスターと行った場所に小学校の知り合いがいて たまたま私の友達に心理学勉強している人がいる これって縁があるから進んだだけでしょ?」 マスター「ありがとう。飲もっか ママからバーボン頂いた事だし」 私「ママ。私にコーラ下さい バーボンコーク頂きます」 ママ「はい。飲んで貰えるのね 嬉しいわ」 私「ママもどうぞ ところでママの香水って何?」 ママ「私。頂きます 私の香水はシャネルの19よ」 嘘~ シャネルの臭い? きっとつけすぎかバッタモンだよ
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