1134人が本棚に入れています
本棚に追加
すぐ近くの居酒屋に入った
この頃は今みたいにチェーン店の居酒屋とかは少なく
マスターが昔中野で営業していたような居酒屋がほとんどだった
マスター「実はさ今日はグッドタイミングだったんだよ
相談したい事あってさ」
紫苑「ゲ~ェしばらく休めると思ったのに」
私「心霊関係じゃないんでしょ?
でも意外だった」
紫苑「えっ?お嬢はわかったの?
まだなんにも聞いてないのに」
私「さっきからのマスターが目で追ってるの
あの人がどうしたの?」
教授「いつもと逆だね紫苑
恋愛関係でお嬢が先に解るなんて」
私「えっ?!恋愛関係?」
教授「解ってなかったのか?
マスターはたまに彼女と目が合うとポッて顔してるじゃん
本当にあんたらこう言う話全然ダメだね(笑)」
マスターは真っ赤になりながら彼女との出会いを話してくれた
最後に一言
マスター「惚れちゃったんだよ」
私「惚れたってマスター…
彼女私たちと歳が変わらないみたい」
教授「お嬢。人を好きになるのに歳の差は関係ないですよ」
私「そうかぁ。でもマスターから惚れたなんて初めてだからビックリしちゃった」
彼女に尻尾はない
猫じゃないもんね
でも心霊より難しいよ
私たちには恋愛なんて(汗)
最初のコメントを投稿しよう!