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栄子ちゃんが私服姿でニコニコしながら入って来た
マスターったらまた赤くなってる(汗)
栄子「お待たせ!嬉しいな東京でまだ友達少なくて」
一つ思い出した
栄子ちゃんの事を
多分、あの子だ
隣のクラスの廊下の前で何人かの女の子に囲まれて泣いていた小さな女の子
私も毎日イジメと戦ってる時だった
その光景を見た私はカチンと来た
囲んで彼女をイジメてる女の子達に詰め寄った
たじろぐ女の子達
何だか捨て台詞を言って立ち去った
いつまでも泣いてる彼女に
私「泣いてないで反撃しなよ
奴らは反撃されると手を出せなくなるんだから
一人になると何にも出来ないんだから」
それだけ言って自分のクラスに戻った
私は泣かなかった
泣きたかったけど我慢した
もちろん反撃したから
だからいつの間にか私はイジメに合わないで仲間まで出来た
私「栄子ちゃんはずっとイジメられてた?」
栄子「思い出してくれたんだね
反撃したよ。でも友達にはなれなかったけど
私、人付合い下手みたい(笑)」
私も人付合い上手いとは言えないけど
まぁ 良いじゃん
私たちが友達になれそうだから
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