第2

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今日の夕飯はカレーライスらしい。 野菜を炒めてる時に急に大声を出した… 「あ゛!!!」 「どうしたっ?」 声を聞いて慌てて駆け寄る。 「やばいよやばいよ!! カレー粉買うの忘れちゃった!!」 「……」 君の言葉で僕は固まる。 なんでそんな大事なもの忘れちゃうかなぁ… 「もー、固まってないで買ってき…… あ゛っっつ!!!!」 「ちょっ!!!!大丈夫!?」 話ながら作業したせいか、鍋に指が当たったらしい。 指が真っ赤になっていた。 料理はすごく上手だし、何でも出来る子なんだけど、ちょっとドジで心配ばかりさせるんだよな。 そんなこんなでカレーライスは完成した。 やっぱりめちゃくちゃ美味しかった。 食べ終わっていろいろ話をしてる。 仕事の悩みとか… 彼女に話すようなことじゃないのかもしれないけどね。 でも真剣に考えてくれていつでも俺を支えてくれる。 君が一番俺の支えになってるんだよな。 .
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