あたし達の出逢い

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「あ、だいじょうぶですよ。 僕こそ…ごめんなさい。 だいじょうぶですか?」 ………はい? この人、韓国人だよね? さっきまでペラペラに 韓国語話してたしね。 うん、日本語話せてるけど 片言だし……。 そんなこんなで、 状況を理解できないまま あたしは、話を続けた。 「え?日本語分かるんですか?」 「はい。少しだけなら、 はなせます。 まだまだですけどね。」 そう言って笑う あなたはなんだかとても 可愛く見えた。…って、 そうじゃなくてっ!!! あたしは教室に行かなきゃ いけないんだった。 あたしは出来るだけ わかってもらえるように ゆっくりと話した。 *
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