あたし達の出逢い

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「はい、とうちゃくです! ここですよ。」 「ありがとう!すごく 助かりました。」 ニッコリとほほえむと 温かい笑顔を返してくれた。 「それじゃあ。」 そう言って、あたしに 背中を向け行ってしまった あの人……。 あ!!!!!名前聞くの忘れた。 慌てて追いかける。 すぐに追いついた。 「あのっ、名前教えて もらってもいいですか?」 「あ~わすれてました、 3ねんせいのシア・ジュンスです。 よろしくお願いしますね!」 ジュンスか~なんて呼ぼう…。 「あたしは佐藤 奈々です。 ジュンスさんですね!あたし 韓国語わからないので、 色々お世話になります。」 そう挨拶をすると、 「ななちゃんね★ りょうかい!! ジュンスってよんでいいよ。」 そう言ってくれた。 *
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