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その頃には、暗かった屋敷も、すでに明かりのがついていて、沢山の人の声、走る音が聞こえてきた。
「オイ! どうした!? 何があった!?」
「何者かが、侵入したようです!」
「何ィ!? ……っぅわあああ!!」
「ぎぃゃぁああああああ!!」
「……派手にやってるねぇ」
舛は、屋敷から離れるように少しずつ歩きながら呟いた。
「じゃ、磐。脱出経路確保、よろしく。」
近くで壁を破壊していた磐に声を掛けると、舛は屋敷に向かって走る。
そして、飛んだ。
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