Request2 男運び

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それに気がついた舛は、おっさんの延ばした右手に刃を突き刺した。 「ギャアアアアアッッ!!!!!」 「テメーは動くな」 《……? どうした?》 「いや? じゃ、今から引き上げる」 《そうか。では、頼んだぞ》 ―――ピッ 電話を切り、刺さった長剣をそのままに、舛はまた電話を掛ける。 すると、今度はすぐに出た。 《終わったか》 相手は閏。 「ああ。捕獲した。あがるぞ」 《はいよ》
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