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Uターン直後、黒い車の間を避けていき逆走行を開始
「東方…ねぇ」
「そうそう…しかしなぁ、何故、此方に来たんだ?
俺には全く理解出来ないぜ…レーヴェ」
「本人起こせば早かろう。そろそろ本気で逃げる…衝撃に備えろよ」
逆走行をしていた青年達と少女達の四人…と言っても現在起きているのは、青年達二人だけだが、レーヴェが最後に呟き急カーブ
意識の無い少女達は、遠心力で飛んで行きそうになるが、ゼスが急カーブ中に、後部座席に移動して抑えた
そこからがレーヴェのドライブ開始の合図
黒い車が追い掛け中から窓へ身を乗り出す様に軍服を着た人物達は、連射型の銃を取り出し撃ってきた
そんな銃撃を意ともせずレーヴェの荒いテクニックで、それを避けると後輪のタイヤを滑らせるテクニック…ドリフトを使いビルとビルの間を数センチギリギリで入り抜けていく
「はっ!!俺達を捕まえたいんなら、俺並の技術を持ったドライバーでも乗せとくんだな」
ビルの間を抜けきった後に決め台詞を吐くレーヴェは、無表情ながらも笑っていた
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