13人が本棚に入れています
本棚に追加
/82ページ
隼人は、犬を部屋まで連れていき、ベッドに犬を投げる。
犬が見事に着地する、
『・・・何の用だ』
と隼人は、ドアを閉める
『それは、こっちの台詞だ
折角妹さんと寝れると思ったのに・・・』
身体を震わせる。
『そんな事聞いてんじゃねぇ!!』
一階まで、響き渡る声で怒鳴った。
『お前、自分に魔力があるのわかっているのか』
と犬は目を細めながら、尋ねる。
『・・・え゛』
目が点になる
『何言って・・・』
犬がため息をつく。
『やっぱり、気付いてなかったのか・・・』
『いや、何言って・・・というか、お前一体何者・・・!?』
『魔法使いだよ』
『・・・』
『お前みたいな馬鹿にも分かるように簡潔に説明してやる』
『い・・り・・・てし・・・ろ・・って・・・のかよ』
『ん?』
『いきなり、言われて信じろって言うのかよ!』
『・・・』
『大体、魔法使い? 魔力?ふざけるな!』
『・・・』
『からかうのもいい加減にしろ!』
『・・・親が・・・』
『は!?』
『親が魔法使いって事は、ないのか?』
最初のコメントを投稿しよう!