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『魔法界は、常に人間界と隣接している』
『えっ』
『鏡の中に別の世界があるって話は結構聞くだろ』
『ああ』
『それと同じで、この世界にリンクしている、世界だ』
『・・・』
『まあ、簡単に世界は、3つある』
『1つは、パラレルワールドという世界、これは、良く聞くだろ』
『ああ、もう1人の自分がいるっていうあれだろ』
『そうだ、で、もう1つが魔法界だ』
『魔法使いがいる場所・・・?』
『ああ』
『ここでは、俺達魔法使いは、力を制限される
だから今は、あまり魔法は使えない・・・』
『そんでもって、犬に変身していると・・・』
『いや、犬は俺の意思だ』
『!?』
『・・・理由は、まあ、人と関わり合いたくないから・・・かな』
『じゃあ、普通の魔法使いは、人間として生きてるんだな』
『ああ』
『で、どうやって人間界に来ているだと言うとこれだ』
指輪のついたネックレスを差し出す。
木で出来た古そうな指輪に紐が通してあるネックレスだ
『えっ、これ?』
『ああ、こうやって力を込めれば・・・』
すると、光が集まり、指輪の部分が光りだす
『おお!』
隼人は、目が点になる
『やってみるか?』
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