魔法界へ・・・

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『よし・・・行くか?』 はじめ、隼人の二人は、公園の隅に来ていた。 はじめは、人間の姿に戻っており、隼人もラフな格好で来ている 手には、紙袋が握らている ・・・何故、僕が紙袋を持っているのか 数分前に遡る 『さてと、行くか!』 はじめが食べ終わり、一服してから声を掛けてくる。 時刻は、2時過ぎ はじめは、僕が持ってきたシチューを平らげ 、口の周りを真っ白にしている まだ、犬の姿だ 『はじめ、人間の姿で行こうよ・・・ 服なら貸すから・・・』 『でも・・・』 『話しながら、行けないじゃん!ね!?』 と隼人は頼み込む。 『分かったよ・・・』 はじめは、渋々承諾した感じだ ポン! 再び、はじめが煙に包まれる はじめが煙の中から、姿を表した ・・・ 『今度は、上か・・・』 はじめは、ため息をつく ・・・はじめは、カッコイイな・・・ 最初の時は、下が気になって分から無かったけど・・・ 『おい、上貸してくれるんじゃなかったのか?』 はじめの声で我に戻る 『あっ、ちょっと、待っててね』 何、考えてたんだ・・・ 僕は・・・! 『はい!』 Tシャツをはじめに渡す 『おっ、ピッタリだ! どうした?隼人顔真っ赤だぞ?』 『なんでもない、なんでもない』 と隼人は、部屋を出る 首を傾げながら、はじめは隼人を追う
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