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『なんで、はじめがこいつの味方をする!』
『こいつは、あの事件とは、無関係だ
俺が連れて来た、全くの別人だ・・・』
『なんで、そう言いきれる・・・』
『臭いと勘だ・・・』
『・・・なんか、あったら、つまみ出すだけじゃ済まないぞ・・・お前も・・・』
『ああ』
小声なので、隼人には聞こえてないが、もめていたのが分かる
周りの野次馬もザワザワと騒いでいるようだ
『おい!』
男がこちらを見て、話しかける
『離してやれ!』
隼人の両手を拘束していた、後ろの男に命じる
『よろしいのですか?』
『ああ、今は、いい・・・』
隼人は、両手を解放される
『ふぅ』
隼人は、ため息をつきながら、手首を摩る
男2人は、チッと舌打ちをしてその場から立ち去る
『ありがとう、はじめ!』
隼人は、笑顔でお礼を言う。
『ああ、無事で何よりだ・・・』
『そういえば、はじめの後ろにいる人は?』
隼人は、はじめの後ろをみながら、言う。
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