魔法界へ・・・

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『・・・ありがとう』 隼人は、頭を下げる 『いや、もういいよ』 はじめは、お茶を飲みながら、返事を返す 『健志さんも・・・』 『いえ、僕は、はじめさんの熱意に打たれただけです・・・』 『・・・そういえば、涼って子の情報知りたいんだけど・・・』 『!?』 はじめが、目を丸くする 『えっ、そのために、僕を この世界に呼んだんじゃないの?』 『えっ、そうなんですか? はじめさん!』 健志もはじめに向き、聞く 『・・・』 はじめは、無言でお茶を飲み続ける 『いや、その気はないけど・・・』 『けど?』 隼人は、さらにつっこむ 『・・・何で、そんなに問いだたされなきゃいけないんだ! ・・・というか健志、近い』 はじめは、近くまで来ていた健志の顔を手で押さえる 隼人は、それを見て 『はじめって、モテたでしょ?』 『えっ?』 はじめは、呆れた顔で返す 『なんだ、いきなり藪から棒に・・・モテないぞ・・・』 『いや、モテてたじゃないですか?・・・あの時だって・・・』 健志が、首をつっこんでくる 『健志!お前は、引っ込んでろ!』 はじめは、顔を赤くなりながら、健志の口を押さえる
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